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海外ドラマなどの感想です

「ゲーム・オブ・スローンズ」であまりにショックだったキャラの死ベスト3

主に海外ドラマの感想がたまってきたので新たにこちらで書いていきます。

さて今回は、GOTことゲーム・オブ・スローンズの感想です

Amazonプライムで視聴できる超大作海外ドラマ。シーズン4くらいまではそれこそ寝食も忘れる勢いで夢中で見ていました。今はシーズン6の途中だけど、見る頻度がどんどん下がっている。モチベーションというか、絶対に見なくちゃ!Don't miss it!! 的な気持ちが薄れ始めているというか…。

ついこの間まではあんなに燃え上がっていたのに、どうしてこんなに冷めてしまったのか。諸行無常とはいえ、物悲しい気持ちになって考えてみたところ、登場人物が死んで退場すればするほど視聴のモチベーションが下がっていることに気がつきました。

この記事では、個人的に悲しかった登場人物の死をベスト3方式で振り返ってみます。なお、この記事はゲームオブスローンズシーズン6途中までのネタバレが満載です。

 

悲しみの3位:お母さん…

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第3位はこの人、キャトリン・スターク。 スターク家のお母さん的存在ってか、お母さん。シーズン1のエピソード1からずっと見ていて、夫のネッド・スタークが無慈悲に首をはねられ、息子のロブと共にラニスター家に復讐をしようと奮闘していた最中の死。シーズン3第9話「キャスタミアの雨」で亡くなってしまいました。

個人的に私の実母がちょっと似てることもあって(いや、知らんがなって話ですが)、あまりに予想外な展開の死を迎えてしまったことがかなりショックだった。冷静に考えてみればそりゃ相手のフレイ家としては腹に据えかねるところはあるだろうなーとは思うんだけど、娘のどちらかとだけでも再会してほしかった…。娘といえばサンサ・スタークがキングズランディングを脱出してから、どんどんキャトリンに似てきているのが泣ける。強気で窮地を乗り切っていくところがお母さんゆずり。

同じ場面で一緒に退場したロブについては自業自得すぎるので特になにも感じないんだけど、キャトリン母ちゃんが亡くなった後はかなりガックリきました。

 

そりゃないよ2位:マイプリンセス…

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第2位は、シリーン・バラシオン

スタニス・バラシオンのたった一人の子どもであり、プリンセス。シーズン5第9話でいけにえとして火あぶりに…。

スタニスがレッド・ウーマンにそそのかされてあやしい魔術を使っていたのはシーズン2からだったし、いつかそうなるんじゃないかって覚悟はしてたけど、あまりに悲しい最期。いけにえとなるとは知らずに、父スタニスに「わたしはバラシオンの娘です。できることはなんでもします」と健気に言っていたのが本当に悲しい。

ほとんどの人が亡くなってしまう病を克服した本好きのシリーンは、将来物書きになって七王国の伝記を書き上げるんじゃないかって勝手に妄想してたんだけど、スタニスほんとやっちまったなぁ…と彼女の無意味な死を想うと泣けてきます。

このエピソードがあまりに悲しすぎて、思わずシリーン・バラシオン役を演じた女優・ケリー・イングラムさんのインスタを探してしまった。

現在は削除されてしまいましたが、ケリーさん本人のインスタには「玉ねぎの騎士」ことサー・ダヴォスとのツーショットが上げられていました。二人ともニコニコして頬をよせあって、尊い写真だった…。生まれ変わったシリーンが現代で元気に暮らしているという妄想がはかどります。

 

自分でも意外な1位はこの御方

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第1位はこの方、タイウィン・ラニスター

シーズン4の最後、息子であるティリオンにボウガンで射抜かれて死亡。しかもトイレ中。タイウィン氏のことなら撃たれてもワンチャン生き残りそう、という予想も空しく亡くなってしまいました。

個人的には、思い入れは特になく見てたはずなんです。だけど、死んでからの喪失感が半端なくて。キングスランディングの良心だったティリオンがダークサイドに堕とされて一家の父を殺した、というショックももちろんある。しかしそれ以上に、タイウィンの存在がラニスターの家長としてだけでなくキャラクター的に大きなものだったんだなぁと。タイウィン氏は冷徹で、意志が固くて、そのためなら家族にも牙を向けるところがあったけど、なんとなく「話せばわかる」みたいな雰囲気ありませんでした? 実力主義ゆえ、良い働きをすれば認めてもらえるというか。ものすごくおっかないけど信頼できる上司みたいな雰囲気があった。まぁ、その「良い働き」というのはあくまでタイウィンの意志に沿わなくてはいけないんだけども。

タイウィン公なきあとは王国内部がはちゃめちゃになってるのがまた、喪失感に輪をかけました。

 

最後まで見届けられるのか

本当に容赦なく命が散ってゆくドラマですが、死ぬことにただショックを受けているだけではもったいないかもしれないですね。

死に直面して見えてくるのは、その人物がどんな信念をもってどう生きてきたか

死の場面だけではなく、それまでの人物の行動に思いを馳せながらぼちぼちと視聴していきたいと思います。